2021/06/19
空き家を「貸す」のも「売る」のもそう簡単な決断ではありません
家は、「自分で使う」「売る」「貸す」この3つしか使い道はありません。
自分で使っていた家が必要なくなったら、「売る」か「貸す」か。多くの人がそう考えると思います。
「売る」を選択した場合、「そもそも売れるのか?」「いくらで?」「どうやって?」と悩みは尽きません。
おまけに、自分一人で決められるならまだしも、家族や親せきなど、大抵の場合、自分以外の利害関係者がいるものです。
「貸す」を選択した場合、「家を貸す」というのは実はかなり大変です。
大家さんには「家賃をもらう」という権利がある一方で、「家としてきちんと使えるものを貸す」義務があるからです。
自分で使っていた家を、人に貸すためには、自分が使う分には気にならなかった劣化部分(換気扇、洗面台、お風呂、キッチン、トイレ、エアコン…等々果てはサッシや網戸に至るまで)をメンテナンスし、家賃をもらえる状態にしなければなりません。
そして、日本の法律では、家を貸す人と借りる人の権利は、
借りる人のほうが弱い=守ってあげなければならない
という思想により、貸している人からの解約にはかなり高いハードルが設定されています。
つまり、「一度人に貸したら、こちらの都合で返してもらうのは難しい」ということなのです。
このため、自分で使っていた家が必要なくなっても、「貸す」のも「売る」のもそう簡単な決断とはなりません。おまけに、一度売ったら「やっぱやめた」とは言えませんし、一度かしたら「やっぱ返して」とも言えないのです。
ご近所オフィスは、そんな決断をするための考える時間を有効活用する手段です。
「貸す」なのですが、「やっぱり返して」と言って大丈夫です。3か月以内にお返しします。
「売る」決断ができるまでの間、「売る」ための調整ができるまでの間、若しくは長期入院や介護施設から帰ってくるまでの間、いつか家族の誰かが必要とするまでの間…
「ご近所オフィス」はそんな、「売る」と「貸す」の間を埋めるサービスです。